令和3年1月9日(土)15時現在 天気:晴れ 気温:-7℃
ここ数日は寒波の影響でずいぶん冷え込み、まるで寒中のようです。最低気温が氷点下二桁に達する日が続き、昼間でも氷点下という日が続いています。
事務所のガラスには絵画のような”窓霜(まどしも)”が徐々に増えています。
この窓霜、一般に外気温が氷点下6度以下という寒さの厳しいときに見られる現象とのこと。
なぜ窓霜ができるのか?
外気によって窓ガラスが冷やされると、ガラスに接する水蒸気も冷えて水滴に変わり、やがてその一部が氷点下まで冷やされると氷の結晶になります。
さらに、周囲の水蒸気が急激に冷やされ、氷となってその結晶に付着していくと、結晶はどんどん大きくなって美しい模様を作り出すのです。
ヨーロッパのある地方には、窓霜についての言い伝えがあります。
凍てつく寒い夜には、とげだらけのよう精が窓ガラスに氷の指紋をつけていくというものです。
このよう精は「ジャックフロスト」とよばれ、窓霜はその妖精の指紋というわけです。
ということで、目にすることは多い窓霜ですが、調べてみると現象が起こる細かい温度や原理を知ることが出来ました。
↓事務所駐車場側のガラス
↓ こんな針状、羽毛状のものもあり、模様は様々です。まるで芸術作品のよう・・・