令和3年2月4日(木)16時現在 天気:晴れ 気温:―5℃
諏訪湖を覆う氷が割れてせり上がる「御神渡り」の観察を続けてきた諏訪市の八剣神社他関係者は、昨日(3日)今季は御神渡りが出現しない「明けの海」となる見解をしたとの事です。
1月13日には、厚さ2~5センチの氷が湖面全体を覆い全面結氷しましたが、その後の気温の上昇に伴い、氷の厚さは増すことがなかったそうです。
↓本日の信濃毎日新聞記事と、2月1日(月)9:32に諏訪湖にて撮影した写真です。氷は融けており湖面には遠方の山々が映っていました。
↓こちらは3年前の平成30年2月1日に御神渡りの出現が確認できた記事と、同日9:47撮影した写真です。
この御神渡りの記録は室町時代の1444年から続いており、冬季の結氷記録としてこれほど長期間のものは世界に類を見ないとして、御神渡りに関する文書が重要視されており、日本の気候変動の状況を探る研究にも活用されるようです。