令和3年3月19日(金) 14時現在 天気:晴れ 気温:8℃
ここ数日いいお天気が続き、日中気温が10℃近くまで上がり、暖かい日が続いております。雪もずいぶん無くなり、草地に積もった雪が残っているような状況です。全面結氷していた女神湖も氷が溶けてきて、水面が丸く穴のようにいくつか見えました。スキー場も今月いっぱいのところが多いようです。
さて、3月16日の午後、白樺樹液採取講習会を受講してきました。この講習を修了すると許可証が発行され、採取ができるようになります。
木が芽吹く前、雪解け水を吸った白樺は、1日で2リットル以上の樹液が採取できる程に水を吸い上げています。(中にはポリタンクいっぱいになるときもあるとのこと)
白樺の樹液を飲んでみると、ほぼ水のようにサラッとしていて、口当たりが優しくまろやかで、臭みがありません。その樹液が採取できる期間というのが芽吹く前の約4週間と限られており、芽吹いてしまうと樹液が濁り、粘度が出てしまうとのこと。
↓ 穴をあけて10分もしないうちに流れてきました。
↓ 2時間ほど経つと少し溜まっていました。(今回は溜まるスピードが遅いようです)もう一週間もすると甘味が出てくるとのこと。
この限られた期間にしか採取できない白樺の樹液には様々な効能があります。
・毒素を排出する
白樺樹液には肝臓、腎臓、腸、肌、肺といった排出器官を活性化させる効果があります。これらの器官は体内に溜まった老廃物を体外へ放出する役割を担っています。
・体調改善、健康促進
白樺樹液には、亜鉛、クロム、マグネシウム、カリウム、鉄、銅、ケイ素といったミネラルや微量栄養素、ビタミンが豊富に含まれているので、身体に不足しがちなミネラルをバランスよく補ってくれます。
・抗酸化作用
白樺樹液に含まれる有効成分の働きによって、身体の細胞の再生が促進されます。それによって器官や組織に起こる若年性の老化が防止されます。
・肌質を改善する
樹液に含まれる微量栄養素には浄化作用があり、肌の炎症を抑制してくれます。そのため樹液を飲むことで、ニキビの数が減り、組織の再生が促進され、コラーゲンの生成が活性化されるのです。
上記のように、白樺の樹液には様々な効能があります。
他にも、白樺の樹液はほぼ水のような状態なので、まろやかな口当たりなので、樹液でコーヒーを入れたり、お酒を割るととても美味しいです。