平成29年3月16日(木) 天気:晴れ 9時現在気温-2℃
昨夜から薄っすらと雪が降りました。そんな中、事務所周辺の文化財探訪に行ってきました。毎日通勤で通っているはずなのに、何気なく通り過ぎてしまっていますが、歴史を知り先人の偉大さを改めて痛感しました。立科町指定の文化財を紹介します。
<鍵引き石>事務所から県道に出た突き当たりにあります。女神湖の河童伝説と共に古くから残されています。
<伊藤左千夫歌碑> 「信濃には八十の郡山ありといえど女の神山の蓼科われは」女神湖のシンボルとも言える女神の像の下に刻まれています。
<与惣塚>鎌倉時代から室町時代に構築されたといわれる遺跡で雨境峠を通行した旅人が安全祈願したとされる。
<鳴石>第2牧場、もうもうの建物から100m程先にあります。2つの石が鏡餅状に重なりあっています。風が強く吹けば鳴ったため鳴る石と呼ばれ、この石が鳴るときは必ず天気が悪くなると言われてきた。
<六川源五右衛門新道>立科町(旧三都和村)の六川源五右衛門が明治29年9月から23年にわたって、大門峠に通ずる4里(約15.7km)の道路の開削を行った。この道路ができたことで、佐久-諏訪間の荷馬車の通行が可能になり、立科山麓発展の礎となった。