令和2年3月29日(日) 16時現在 天気:霧 気温:0℃
降り続いていた雪がようやく止みました。今は霧が出て事務所の辺りはふんわりとした白い景色です。
除雪もだいぶ進んでいるように見受けられます。路面に残る雪は水を含んだビチャビチャとした雪で、屋根の雪がどんどん落ちてきています。お出かけされる際には落雪にも十分ご注意ください。(by 西)
↓ 事務所周り
また近くの木をよくよく見ると、いつかに見た※雨氷に似た現象が起きていました。
※「雨氷(うひょう)」とは、0°C以下でも凍らない過冷却状態の雨が、地面や木などに付着すると凍りつく着氷現象のことをいいます。氷は硬くて透明です。
ですが、おそらく事務所近くで見たのはこの現象↓かもしれません。自然現象には細かく名前が付いているんですね。
「霧氷(むひょう)」とは水蒸気や霧が氷点下に冷やされて樹枝などに凍り付いたもの
そして、その霧氷には「樹氷(じゅひょう)」「樹霜(じゅそう)」「粗氷(そしょう)」があるそうです。
・「樹氷」とは氷点下5°C以下の霧の中の過冷却の水滴が、樹枝に付着して凍り付いたもののことです。気泡を多く含むため白くに見え、とてももろくて木を揺らすと崩れ落ちてしまいます。樹氷は風が弱いときにできることが多い。
・「樹霜」とは夜間放射冷却した樹木の枝などに空気中の水蒸気が昇華して凝結し、氷の結晶となって付着したもののことをいいます。樹木にできた霜で、針状、板状、扇状、枝状などの雪の結晶のような形でとても美しいものです。
樹霜は寒くて風が弱く、湿気のあるときにできることが多い。
・「粗氷」も霧や雲の過冷却した水滴が樹木などに凍り付いたもののことをいいます。粗氷の場合は樹木だけでなく岩などの地物にも凍り付いたものも含まれます。
樹氷に比べ透明から半透明な滑らかな氷で、粒が大きく形もはっきりして樹氷より硬めですが、手で触ると崩れ落ちる硬さです。
-2°~10℃位のとき風速20メートル以上の風の強いときにできることが多い。