令和2年1月1日(水) 9時現在 天気:晴れ 気温:―7℃
明けましておめでとうございます。令和2年がスタートしました。気温は低いですが、快晴の素晴らしい朝です。
元旦の朝、事務所玄関前にて、本日出勤スタッフで新年ご挨拶の写真を撮るつもりでおりましたが、別荘滞在中のお客様より、ストーブが点火しない、給湯器が故障…等のご連絡をいただき、皆出動してしまいました。門松のみの撮影でお許しください。
『今年も皆さまのお越しをお待ちしております! 本年もどうかよろしくお願いいたします。』
【雑 学】
知っている方も多いとは思いますが、改めて門松について勉強になったことを書いていこうと思います。
●門松とは?
年神様が迷うことなく家にいらっしゃるよう、目印に置くのが門松と考えられています。
また、樹木には神様が宿ると考えられており、中でも松は「祀る」に繋がる樹木であることから門松に使われるようになったそうです。
●門松には雄雌がある?
門松には「雄松(おまつ)」と「雌松(めまつ)」という違いがあります。
松の種類も黒松(雄松)と赤松(雌松)が使われています。
●竹の位置で意味が違う
門松の中心には竹が使われていますが、一般的には3本立たせます。
3本それぞれ長さが違うのですが、どの位置にどの長さの竹を配置するかで意味が違ってきます。
①出飾り
3本の竹のうち、2番目の高さの竹を外側に、1番高いものと1番短いものが内側に置かれている配置のものを「出飾り(でかざり)」といいます。
- 子どもが一人立ちしてほしい
- 結婚してほしい
などの願いが込められています。
②迎え飾り
飾りとは逆に、1番長い竹と短い竹が外側、2番目に長い竹が内側に配置された門松を「迎え飾り」といいます。
この「迎え飾り」を好むのは商売をしているところで、「お客様が入って来てほしい」との願いを込めて飾ります。
また、「子どもを授かりたい」などの願いも込められているようです。
- 「出飾り」は外側へ向けてよい結果がでるように
- 「迎え飾り」は内側へ福を呼び込みたい場合に
日常で触れ合ってきたものについてもまだまだ知らないことがたくさんあるのだと感じました。